カマグラゴールドの副作用と対処法・併用の注意点を学ぶ

倒れた瓶からこぼれ出る錠剤
カマグラゴールドの副作用は、薬の作用時間である4~6時間程度を過ぎれば落ち着いてくることがほとんどです。
しかし、明らかに強い症状であったり悪化していったり、長時間に及んで副作用が続くときには、無理に耐えることはせずに病院を受診してください。

体質に合っていないことや、そのときの体調に合っていなかった、服用量が多かったなどの可能性もあるため、早めに対処することがおすすめです。

また他の薬との併用や飲み合わせが副作用に影響を及ぼしたり、持病によってはカマグラゴールドの服用だけでも危険な状態に陥る可能性もあります。

副作用やリスクを避けるためにも正しく利用することはもちろんですが、もしもの時にどう対処するべきなのか知っておくと安心です。

起こりやすい副作用とは

男性器周辺の血管を拡張し、血流増大に作用するカマグラゴールドをはじめとするED治療薬の副作用には、顔のほてりや紅潮・目の充血・鼻づまり・動悸・頭痛・消化不良などが報告されています。

有効成分が同じバイアグラの副作用を参考に、みてみましょう。

◇バイアグラ承認時国内・臨床試験時の副作用と発症率
症状 発症率
血管拡張(ほてり・紅潮) 10.83%
頭痛 10.83%
副作用が起こる割合 41.40%

 

◇外国における試験実施時の副作用と発症率
症状 発症率
血管拡張(ほてり・紅潮) 15.19%
頭痛 13.24%
消化不良 3.40%
副作用が起こる割合 31.71%

※参照:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/671450_259000AF1024_2_13.pdf

ほかにも、めまいや頻脈・血圧の増減・視覚異常といった症状を引き起こす可能性があるのです。

視覚異常には、青と緑の区別がつきにくかったり視界が青いフィルターを通している、または世界が黄色く見える彩視症(色視症)や光が差しているように見える光視症の他、まぶしかったり、かすむような症状もあります。

これらの症状がしばらく続いたり、視力の変化にも気付いた時点で早急に眼科専門医の診察を受け、指示に従いましょう。

副作用が辛くても効果がある場合には、ただ服用量が多い可能性があるため一度半分や4分の1の大きさにカットすることで副作用が落ち着くこともあります。

自身に合う服用量を知ることも、副作用を最小限に抑えるうえで大切な対処法のひとつです。

重い副作用には要注意!

注意マークが書かれた板
特に重い副作用には、勃起持続症(プリアピズム)という4時間以上も勃起状態が続く症状のことをいいます。

カマグラゴールドなどのED治療薬を服用すると、静脈性持続勃起症の発症リスクが高まるのです。
この症状は陰茎内の血液の戻りが悪くなって、虚血状態を引き起こしているといえます。

通常の勃起時と異なるのは、射精しても血液は陰茎内に充満している状態なので激しい痛みを伴う勃起である点です。

このとき陰茎内では十分に血液の循環がおこなえていないため、海綿体内組織の壊死・損傷・喪失につながる危険性があります。

また静脈性とは異なる動脈性であれば、勃起状態は続きますが痛みも無いので緊急性もありません。

つまり痛みを伴う静脈性勃起持続症を引き起こした場合には、EDの悪化や海綿体への悪影響を及ぼさないためにも早急な治療が必要です。

持病や併用禁止薬の注意点

内服薬とお薬手帳
ED治療薬であるカマグラゴールドが高い安全性を持っていても、心臓の持病があるなど性行為自体が危険な状態であれば服用はしないでください。

また脳梗塞や脳卒中の既往歴がある場合や酷い低血圧や高血圧といった血圧のコントロールができていない状態であれば、カマグラゴールドが持つ血管や血液への作用が増幅されてしまい、身体に大きな負担がかかります。

そして彩視症や光視症を引き起こし、網膜色素変性症などの目の網膜の病気を悪化させることにもつながってしまうのです。

こうした作用から、持病によってはカマグラゴールドを服用することが症状悪化に影響するかもしれないため、事前に担当の医師へ確認しましょう。

また併用禁止薬には、ニトロとも呼ばれる狭心症や心不全に用いられる硝酸薬があげられ、併用してしまうと急激な血圧低下を引き起こす危険性があります。

特に硝酸薬とカマグラゴールドを含むED治療薬との併用による死亡例もあるため、絶対に併用しないでください。

※カマグラゴールドの先発薬(有効成分:シルデナフィルが同一である)バイアグラの併用禁止薬を紹介します。

  • 硝酸剤及びNO供与剤
    (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなど)
  • 塩酸アミオダロン製剤(アンカロン錠)
  • sGC刺激剤
    (慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬:アデムパスなど)

参照:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066489

また、緑内障や高眼圧症の治療薬に用いられる有効成分ニプラジロールも配合量は少ないものの、ニトログリセリン同様の血管拡張作用があります。

両目に点眼した場合でも、危険になる量の15分の1程度と少量なので併用禁止薬からは除外されているようです。

ただ、このように医薬品である以上は併用禁止薬なども存在するうえに、自身の体質でも併用して問題ないか確認しておくようにしましょう。

対処するには副作用とリスクを知る必要がある

副作用の症状や辛さには個人差がありますが、対処法を知っておくことで身体への負担を軽減できます。

ほかにも持病や服用中の薬との飲み合わせなど相性が悪いものを選ばないためにも、副作用や薬併用のリスクを知る必要があるのです。

副作用は効果同様、時間の経過とともに弱くなっていけば問題ありませんが、だんだん症状が強くなったり作用時間が過ぎても続く場合は病院を受診するようにしましょう。

早めに対処することで万が一他の原因があった場合でも、治療期間が比較的短く済むようになります。

カマグラゴールドを安全に利用するためにも、副作用やリスクを事前に知っておいてください。